ソロモン宇宙協会(Solomon Space Association)研究所 -「ロケットガール」ファンサイト-

ソロモン宇宙協会とは

ソロモン諸島で国産衛星を打ち上げようとする第三セクター<ソロモン宇宙協会>、通称SSA。この怪しげな団体に、父親を探しにやってきた女子高校生が出会ったことから物語ははじまる―。


ソロモン宇宙協会とは

Solomon Space Association

通称SSA。海外経済協力基金によるオセアニア地域への衛星放送教育援助プロジェクト、その推進機関としてソロモン諸島アクシオ島に設立。

おすすめ情報

ソロモン諸島アクシオ島

所在地 パプアニューギニアの東にある熱帯雨林気候の島国
人口 約20 万人
首都 ホニアラ
通貨 ソロモン・ドル
言語 ピジン英語, 英語, 現地語

宇宙船

タンポポ
1巻(アニメ前半)に登場。ゆかりが初飛行で搭乗した1人乗り宇宙船(カプセル式再使用型宇宙往還機)。打ち上げ用ロケットは「LS-5A」。同型機にパスファインダー(無人テスト機)とココナツがある。
ランブタン
2巻(アニメ後半)およびそれ以降に登場。最大3人(ペイロードが多い時は2人)が搭乗可能な宇宙船。打ち上げ用ロケットは「LS-6」。同型機にマンゴスティンがある。以上、タンポポ以外は熱帯果実の名をとってある。
オルフェウス
2巻(アニメ後半)に登場。NASAの無人冥王星※1探査機。スペースシャトルから衛星軌道上に放出され、液体燃料ブースターで加速、12年(アニメ版では9年)かけて冥王星に到達する※2。
ポアソン / ポレール
3巻に登場。アリアン・クーリエの有人月探査船。母船ポアソンは4人乗り、着陸船ポレールは2人乗り。
はちどり
4巻に登場。JAXAの無人小惑星探査機。イオンエンジンの運用試験、および小惑星マトガワへのタッチダウンとサンプルリターンを行った※3。
国際宇宙ステーション
4巻収録の短編2本に登場。うち『女子高生VS聖戦士』では、実験施設から人工衛星のパーツを衛星軌道上で組み立てる整備工場になっている。
  • ※1 初版発行当時、冥王星は太陽系第9番惑星とされていたが、同じような軌道を回るTNOは既にいくつも発見されており、冥王星もその一つ(作中の表現によれば「彗星族の大親分」)だという考え方は専門家の間ではよく知られていた。冥王星の分類がdwarf planetに変更された後に発売された新装版でも、冥王星に関する記述は修正されていない。アニメ版でもさつきが一度「惑星じゃない」と言及した以外はほぼ原作通りの描写である。
  • ※2 これは木星探査機ガリレオと同じコンセプトである。しかし現実のガリレオではチャレンジャー号爆発事故によってブースターを用いる計画から変更され、地球や金星とのスイングバイを繰り返して木星へ向かう軌道がとられた。
  • ※3 そのコンセプトや地球帰還軌道に乗るまでの経過は現実のはやぶさとほとんど同じである。なお的川という小惑星は実在するが、作中のマトガワはイトカワを元にした架空の小惑星である。

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